無職屋

自由人の徒然

ダイエットとカレイなコロモ

万年ダイエッターは昔から変わらないが、服を選ぶときに体型だけでなく加齢による変化をここのところ実感する。

 

以前はレディスものを積極的に着るというかメンズの方が似合わない場合もあるので避けていた節もあるのだがここのところメンズものの違和感がなくなってきた。

襟付きのシャツばかりを着るせいもあるが、体型だけでなく顔つきもオッサンになっている気がするのだ。

体型によるシルエットだけでなく自分自身の持っている雰囲気が変わると似合う服が大きく変わると実感する。

 

かなり前に通販で色に惹かれてかったチノパンがある。THE日本人体型の自分はしっくりくるボトムスに出会ったことがない。なので若いころから色やワンポインでバランスをとることが多かった。それでも昔なら痩せていたのもあってストレートなら無難には穿けていたのだが今は無難の基準がじゃっかんゆるくなっている。

そのチノパンも色は実物を見ても好みだったが、丈とシルエットがどうにもしっくりこない。くすんだネイビーというか青色で夏になると1度は着ようと思うのだが結局やめていた。

 

ただ、今年の夏は猛暑が過ぎて外出すれば必ずと言っていいほど体調を崩していたので足りないと思っていた夏物を買うことがなくだらだらと来てしまった。

どうにも困ってまたそのチノパンをだして穿いてみる。安物ゆえの柔らかさと楽さがある。ただやはり丈をシルエットが合わない、以前にも増して。だが色は以前よりも自分に合っている気がするし、安物のやわらかゆったり感も今の自分には妙なしっくり感がある。

 

試しに中途半端な裾を折ってあげる。ちなみにクロップドパンツは絶対に買わない。理由は前述のとおり。足が太いので折ってあげるとぴったりとする分シルエットが綺麗かつ微妙な丈問題も解消した。青系なので季節と気候にも合う。

もっと早くに試していればと後悔した夏の終わりのある日だった。